
「誰も住まなくなった実家、いつかどうにかしないと…」そう思って見て見ぬふりをしていませんか?実はその「いつか」を後回しにするほど、あなたと子供たちの首を真綿で絞めることになります。
放置された空き家は「資産」ではなく、税金と維持費だけを吸い取る「負債」に成り下がる時代です。いざ手放そうとした時に「こんなにお金がかかるの!?」「タダでも引き取ってもらえない!」とパニックになるシニア世代が急増しています。
実家という思い出の詰まった場所が、家族の争いの種や重荷になる前に。手遅れになる前に知っておくべき、実家じまいのシビアなお金の話と、誰も買ってくれない空き家の手放し方をお伝えします。
実家じまいにかかる費用のリアル!一体いくら用意すればいいの?
こんにちは。実家のこと、本当に頭が痛い問題ですよね。私もよくわかります。実家を片付けるのって、思い出もあってなかなか進まないのに、いざ業者さんにお願いしようとすると、びっくりするくらいお金がかかってしまうんです。
荷物の片付けと処分にかかるお金
長年住んだおうちには、本当にたくさんの物が眠っていますよね。押し入れの奥の布団、重たいタンス、昔のアルバム。これらを全部業者さんに頼んで空っぽにしてもらうと、一般的な一軒家でだいたい30万円から50万円くらい、荷物が多いと100万円近くかかってしまうこともあるんですよ。
建物を壊して更地にする場合の費用
もし「古い家だから壊して土地だけで売ろう」となった場合、ここでも大きなお金が必要になります。木造の一軒家を解体するのに、だいたい150万円から200万円くらいは覚悟しておかないといけません。道が狭くて重機が入らない場所だと、もっと高くなることも。実家を手放すためだけに、これだけの貯金を持ち出しで使わないといけないなんて、ちょっとため息が出ちゃいますよね。
売れない空き家問題 誰も買ってくれない時はどうやって手放す?
「駅からも遠いし、うちの実家なんて売れるわけないわ」と諦めモードになっていませんか?最近は地方の空き家、たとえば和歌山のような自然豊かなエリアでも、少し奥まった場所だと本当に売れにくくて、不動産屋さんに相談しても断られてしまうケースが増えています。でも、そのままにしておくわけにはいきませんよね。
地元の空き家バンクを活用してみよう
まずは、実家のある市町村がやっている「空き家バンク」に登録してみるのがおすすめです。都会から田舎に移住したい若い人たちが、少し古くても安いお家を探していることが結構あるんです。普通の不動産屋さんでは扱ってくれないようなお家でも、役所を通してご縁が繋がるかもしれませんよ。
お金を払ってでも引き取ってもらう新しいサービス
「タダでもいいから誰かにもらってほしい!」という声にこたえて、最近は「引き取りサービス」というのも出てきました。これは、数十万円くらいの手数料をこちらが支払って、専門の会社に不動産を引き取ってもらう仕組みです。お金はかかってしまいますが、ずっと税金を払い続けたり、草むしりに通ったりする苦労を考えたら、スパッと手放せるのは心が軽くなりますよね。
そのまま放置は絶対にダメ!今すぐ始めるべき実家じまいの第一歩
「お金もかかるし面倒だから、とりあえずそのままでいっか」と思う気持ち、とってもよくわかります。でも、空き家を放っておくと、後でもっと大変なことになってしまうんです。
税金が急に高くなるって本当?
本当に怖いのが税金のお話です。今までは「家が建っている土地」ということで固定資産税が安くなっていたのですが、ボロボロの空き家をそのままにしておくと、役所から「危険な空き家」に指定されてしまうことがあります。そうすると、翌年から税金がなんと最大で6倍くらいに跳ね上がってしまうかもしれないんです。これでは年金生活の大きな負担になってしまいますよね。
まずは家族みんなでテーブルを囲むことから
実家じまいの一番の第一歩は、いきなり業者を呼ぶことではなく、家族でお話しすることなんです。ご主人や奥様、そしてお子さんたちと「あの家、将来どうしようか」と、お茶でも飲みながら話してみませんか。お子さんにはお子さんの考えがあるかもしれません。一人で抱え込まずに、まずは声に出して相談してみてくださいね。
最後に
実家の片付けや処分って、体力的にも精神的にも本当にエネルギーが要る大仕事です。思い出の詰まった場所を手放すのは、心がチクッとする寂しさもありますよね。
でも、ご先祖様や仏様も、あなたが無理をしてまで古い家を背負い込み、心身をすり減らすことはきっと望んでいませんよ。あなたが元気なうちに少しずつ道筋をつけておくことが、結果的に大切なご家族への一番のプレゼントになります。焦らなくても大丈夫です。
今日はとりあえず、実家の引き出しを一つだけ思い浮かべることから始めてみませんか。あなたのペースで、ゆっくり進めていきましょうね。


