高齢者を狙う最新詐欺の手口と、今日からできる3つの対策

高齢者を狙う最新詐欺

「最近、知らない電話番号からの着信があってドキッとしたことはありませんか?」テレビのニュースで毎日のように報道される特殊詐欺。

「自分は絶対に騙されない」と思っている人ほど、実は一番危ないのです。犯人の手口は日々恐ろしいほど巧妙になっており、一生懸命貯めた大切な老後資金が、たった一本の電話であっという間に奪われてしまう悲劇が後を絶ちません。

子供や孫には絶対に迷惑をかけたくない、でも怪しい出来事があっても誰に相談していいかわからない。そんな孤独と不安を抱えながら、毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。

明日は我が身かもしれないこの恐怖。あなたの大切な財産と平穏な暮らしを守るために、今すぐ知っておくべき真実と対策をお伝えします。

最初に

さて、今日は少しだけ真面目なお話をさせてください。でも、とっても大切なお話です。最近、私の周りでも「変な電話がかかってきた」「携帯電話に変な短い手紙(メッセージ)が届いた」という声をよく聞くようになりました。

怪しい電話がかかってきた話ですが、「市役所の者ですが、保険料の払い戻しがありますよ」って。いつもはしっかりしている親が、「お金が戻ってくるみたいだから、今から銀行に行ってくるね」と嬉しそうに家族に電話をするという話がありました。

詐欺はテレビの中の話ではなく、私たちのすぐそばまで迫ってきているんですね。では、どうすれば自分や家族を守れるのか。一緒に見ていきましょうね。

「えっ、そんな手口で?」最近増えている巧妙な詐欺の実態

犯人たちは、手を変え品を変え、あの手この手で私たちに近づいてきます。最近とくに多い手口を2つ、わかりやすくご紹介しますね。

宅配便の不在通知を装った罠

携帯電話に「荷物をお届けにあがりましたが不在でした。こちらをご確認ください」という短いメッセージが届くことがあります。青い文字でインターネットのアドレスが書かれていて、そこを押すと、偽物のホームページに飛ばされてしまいます。

そこで名前や暗証番号を入力させられて、お金を引き出されてしまうんです。荷物を頼んでいなくても、「誰かからの贈り物かしら?」と思ってついつい開いてしまう心理を突いた、本当にずるい手口です。

役所の人を名乗る「お金が戻ってきます」の罠

誰も騙されそうになった手口です。市役所や年金事務所の人を名乗って、「医療費の払い戻しがあります」「今日が手続きの期限です」と急かしてきます。

そして、「近くのスーパーの現金自動預け払い機(ATM)に行ってください」と指示を出します。電話をつないだまま機械を操作させられ、気づかないうちに自分のお金を犯人の口座に振り込んでしまうんです。

役所の人が電話で機械の操作をお願いすることは絶対にありませんから、気をつけてくださいね。

今日からすぐできる!大切な財産を守るための3つの対策

「怖いな…」と思ってしまったかもしれません。でも大丈夫です。難しい機械の設定なんてしなくても、今日からすぐに始められる簡単な対策を3つご紹介しますね。

対策1:留守番電話機能を常に設定しておく

これが一番効果的です!家の電話は、常に「留守番電話」にしておきましょう。犯人は自分の声が録音されるのをとても嫌がります。だから、留守番電話のアナウンスが流れた時点で、ガチャっと電話を切ることがほとんどなんです。

知り合いからの電話ならメッセージを残してくれますから、それを聞いてからゆっくりかけ直せば安心ですよね。

対策2:メッセージの青い文字は絶対に押さない

携帯電話に届く短いメッセージ。もし、宅配便や銀行、電話会社などを名乗る内容でも、そこに書かれている青い文字は、絶対に指で押さないでください。

もし本当に用事があるのかな?と心配になったら、そのメッセージからは確認せず、ご家族に相談するか、自分で電話番号を調べて直接確認するようにしましょう。

対策3:迷ったら「すぐ」家族や警察に相談する

犯人は「誰にも言わないでくださいね」「今すぐ手続きしないと間に合いませんよ」と、あなたを焦らせて、一人きりにさせようとします。

少しでも「あれ?おかしいな」「なんだか急がされているな」と感じたら、その場ですぐに電話を切ってください。そして、遠慮せずにご家族やご近所さん、あるいは警察(局番なしの「#9110」という相談窓口もあります)にお話ししてください。

「こんなことで相談したら迷惑かしら…」なんて思う必要はまったくありませんよ。

騙されないために一番大切な「心の準備」とは?

最後に、防犯の道具と同じくらい大切な「心構え」についてお話しさせてくださいね。

「自分だけは大丈夫」という思い込みを捨てる

「私は騙されない」「ニュースで見て手口は知っているから平気」と思っている方ほど、いざという時に焦ってしまって被害に遭いやすいと言われています。

犯人は、人の不安や焦り、そして「得をしたい」という気持ちにつけ込むプロです。「もしかしたら、私にもかかってくるかもしれない」と、日頃から少しだけ心の準備をしておくことが、最大の防御になります。

周りとの日々のコミュニケーションが最強の防犯に

「ちょっと聞いてよ、今日こんな変な電話があってね」と、気軽に話せる人が身近にいることは、何よりの防犯対策です。

ご家族やご友人、ご近所の方と、日頃から世間話をするのと同じように「最近こんな詐欺があるらしいわよ」と情報交換をしてみてください。みんなで声を掛け合うことで、被害は必ず防げます。

最後に

少し怖いお話もしてしまいましたが、むやみに怖がる必要はありません。手口を知って、ほんの少しの対策をしておけば、あなたの大切な生活はしっかりと守られます。

どうか一人で不安を抱え込まないでくださいね。あなたは決して一人ではありません。迷った時、不安な時は、いつでも周りの誰かに頼っていいんです。

ご家族も、きっとあなたが相談してくれるのを待っていますよ。これからも、あなたが笑顔で、心穏やかな毎日を過ごせることを心から願っています。今日からできること、一つでもいいので始めてみてくださいね。

この記事を書いた人(シニアライフの案内人)
悠々(ゆうゆう)

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