
「物価はどんどん上がるのに、年金はちっとも増えない…」毎月スーパーで買い物をするたびに、ため息をついていませんか?
「今の年金だけで、本当に長生きして大丈夫なのだろうか」「少しの急な出費で、なけなしの貯金が減っていくのが怖くてたまらない」そんな切実な悩みを抱えている方は、決してあなただけではありません。
実は、一生懸命生きてきたのに、国からもらえるはずのお金を知らずに損をしているシニアがたくさんいるんです。国の制度は「知っている人だけが得をする」のが現実。今回は、あなたの毎月の生活を助けてくれる「年金生活者支援給付金」について、難しい言葉を一切使わずにスッキリと疑問を解決します!
年金生活者支援給付金って何?もらえる対象者をわかりやすく解説!
年金生活者支援給付金というのは、ひとことで言うと「年金だけでは生活が苦しい方を助けるために、年金に上乗せして国から支払われるお金」のことです。消費税が上がったときに、そのお金の一部を使ってシニアの皆さんの生活をサポートしよう、という目的で始まりました。
対象になるのはどんな人?条件は?
「私でももらえるのかしら?」と気になりますよね。この給付金をもらえる条件は、大きく分けて次の3つをすべて満たしている方です。(ここでは一番多い「老齢年金」をもらっている方に向けて説明しますね)
- 65歳以上で、老齢基礎年金をもらっていること
- 一緒に住んでいる家族全員の市町村民税が「非課税」であること
- 前年の年金収入と、その他の収入を合わせた金額が約88万円以下であること
ちょっとややこしく聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば「年金が少なめで、家族みんなの収入も少ないご家庭」を助けてくれる制度なんです。
ちなみに、障害年金や遺族年金をもらっている方にも、それぞれ条件はありますが同じような給付金がありますよ。
「うちはどうなの?」私の親のケースをお話しします
ライターとしてお金の制度をいろいろと調べている私ですが、実は実家に住む私の母もこの給付金を受け取っている一人です。
母は昔から専業主婦で、国民年金しか払っていなかったので、もらえる年金が少なく「毎月カツカツで不安だわ」とよくこぼしていました。そんなある日、母から「役所みたいなところから変な封筒が届いたんだけど、これ何?」と電話がありました。
私が実家に帰って見てみると、それがまさに「年金生活者支援給付金」のお知らせだったんです。母は最初「何かお金を払えって言われてるのかと思って怖かった」と言っていましたが、書類に名前を書いてポストに入れるだけで、後日無事にお金が振り込まれるようになりました。
「おかげで、月に数回はお友達と気兼ねなく喫茶店に行けるようになったわ」と、今ではすっかり笑顔が増えましたよ。
気になる金額と時期!「いくら」「いつもらえる」の疑問に答えます
制度のことがわかったら、次に気になるのはやっぱり「お金」のことですよね。いったいどれくらい増えて、いつから手元に入るのでしょうか。
ずばり、いくらもらえるの?
もらえる金額は、これまで皆さんがどれくらい年金の保険料を払ってきたかによって少しずつ違います。ですので全員が同じ金額ではありませんが、目安として「月額で約5,000円」もらえる方が多いです。
月に5,000円と聞くと「なんだ、それっぽっちか」と思うかもしれませんね。でも、1年間に直せば約6万円です。
これが生きている限りずっと続くとなれば、日々の食費や、たまのお孫さんへのお小遣い、病院代などに大活躍してくれるはずです。チリも積もれば山となる、本当にありがたいお金なんですよ。
いつから、どうやって振り込まれるの?
この給付金は、今もらっている年金とまったく同じ通帳に、同じタイミングで振り込まれます。
年金は偶数月(2月、4月、6月、8月、10月、12月)の15日に振り込まれますよね。その時に、いつもの年金額に給付金の分がプラスされて、ドンとまとめて入ってきます。わざわざ別の通帳を用意したり、何度も銀行に行ったりする必要はないので、とっても安心で手間いらずです。
もらい忘れに注意!手続きの方法とよくある質問
一番もったいないのは、対象になっているのに手続きをしていないせいで、お金をもらい損ねてしまうことです。国は「自動的に全員に配る」ということはしてくれません。必ず手続きが必要です。
お知らせが届いたらどうすればいい?手続きは超カンタン
新しくこの給付金の対象になる方には、毎年9月ごろから日本年金機構というところから「緑色の封筒」が届きます。はがきが入っていることもあります。
この緑色の封筒が届いたら、絶対に捨てないでくださいね!中に入っている書類(請求書)に、ご自身の名前や電話番号など、必要事項を少し書くだけです。
切手を貼る必要もありません。そのままポストにポンと投函するだけで手続きは完了です。インターネットを使ったり、わざわざ窓口に並んだりしなくても大丈夫なので、とても簡単ですよ。
ずっともらえるの?毎年の更新について
「一度もらえたら、ずっともらえるの?毎年手続きがいるの?」というのも、よく聞かれる質問です。
安心してください。一度手続きをして給付金をもらい始めれば、次の年からは原則として「自動更新」になります。ですから、毎年毎年ハガキを出さなくても大丈夫です。
ただし、もしご家族の収入が増えたりして条件から外れてしまった場合は、支給がお休みになることがあります。その時もちゃんとお知らせが届くようになっています。
最後に
毎日を一生懸命に過ごされているあなたが、少しでも安心してお茶を飲んだり、お散歩を楽しんだりできるように、こういった国からのサポートはしっかりと受け取っていただきたいと心から思っています。
「難しいことはわからないから」と諦めてしまうのは、本当にもったいないです。もしご自宅のポストに緑色の封筒が届いていたら、それはあなたへのあたたかい贈り物かもしれません。
ご自身で書くのが不安な時は、遠慮せずにご家族に相談したり、年金事務所に電話で聞いてみたりしてくださいね。



