60代・70代から始める認知症予防!シニアの脳を若々しく保つ5つの習慣

認知症予防

「最近、知り合いの名前がスッと出てこない」「あれ? 冷蔵庫を開けて、何を取りにきたんだっけ?」そんなふうに立ち止まる瞬間、増えていませんか?

「もしかして、このまま認知症になって、自分のことが何もわからなくなってしまうのでは…」と、誰にも言えずに一人で不安を抱え込んでいる方も多いはずです。家族に迷惑をかけたくない、自分のことは自分で最後までやりたい。

そう強く願っているのに、記憶力が確実に衰えていく恐怖。でも、そのまま放置して「年のせいだから仕方ない」と諦めてしまったら、脳の老化はどんどん加速する一方です。手遅れになって後悔する前に、今日からすぐに始められる予防策があるのをご存知でしょうか。

なぜ今、60代・70代から認知症予防を始めるべきなの?

「まだ私は大丈夫」と思っているうちに、少しずつ忍び寄ってくるのが脳の衰えの怖いところですよね。私も以前、めがねを頭にのせたまま「めがねがない!」と家の中を探し回ることがあって、本当にドキッとしたんです。

60代、70代という年代は、定年退職やお子さんの独立などで、生活のリズムが大きく変わる時期でもあります。毎日会社に行ったり、子育てで忙しく飛び回っていた頃と比べると、人と話す機会や、頭をフル回転させる時間がどうしても減ってしまいがちです。

実は、脳は筋肉と同じで、使わないとどんどん衰えてしまいます。でも裏を返せば、毎日のちょっとした心がけ次第で、脳の若々しさはしっかりと保つことができるんですよ。

「もう年だから」なんて諦める必要はまったくありません。気づいた今、この瞬間があなたの人生で一番若い時です。今日から無理なく始められる、脳に良い習慣を一緒に見ていきましょう。

毎日の生活にプラス!シニアの脳を若々しく保つ5つの習慣

難しく考える必要はありません。お金をたくさんかける必要もありません。毎日少しずつ、楽しみながら続けられる5つの習慣をご紹介しますね。

1. 人とおしゃべりして、たくさん笑う

一番楽しくて、しかも効果が高いのが「おしゃべり」です。相手の話を聞いて、自分の頭で考えて言葉を返す。これって、実はものすごく脳を使っているんです。ご近所さんとの立ち話でも、離れて暮らすお子さんやお孫さんへの電話でもかまいません。

そして、大声でワッハッハと笑うこと!笑うと脳の血流が良くなって、元気の素がたくさん出ます。お茶飲み友達との時間は、最高の脳活なんですよ。

2. 毎日少しだけ外を歩く

ずっと家の中に座っていると、体だけでなく脳もサビついてしまいます。1日15分でも30分でもいいので、家の周りを散歩してみましょう。季節のお花が咲いているのを見つけたり、風の匂いを感じたり、近所の人と挨拶を交わしたり。

歩きながら五感を使うことが、脳への心地よい刺激になります。無理にたくさん歩かなくても、ご自身のペースで「気持ちいいな」と感じるくらいがちょうどいいですよ。

3. 色々な食材を少しずつ食べる

「最近は料理を作るのがおっくうで、いつも同じものばかり…」という方、いらっしゃいませんか?

脳の健康には、毎日の食事がとても大切です。とくに青魚(サバやイワシなど)の脂や、大豆製品(お豆腐や納豆)、緑黄色野菜は、脳の働きを助けてくれる心強い味方です。

スーパーでお買い得なお魚やお野菜を少しずつ買ってきて、美味しくいただくのが一番です。

4. ほんの少しだけ「新しいこと」をしてみる

脳は毎日同じことの繰り返しで「慣れっこ」になってしまうと、サボり始めてしまいます。だから、ほんの少しでいいので「初めてのこと」を取り入れてみてください。

いつもと違うお店にお買い物に行ってみる。通ったことのない道を散歩してみる。テレビを見る代わりに本を読んでみる。ちなみに私の知り合いの70代の女性は、携帯電話のカメラで写真を撮ることにハマっていて、「毎日お花を撮るのが楽しくて仕方ないの!」と目を輝かせていました。

5. 夜はしっかり、ぐっすり眠る

寝ている間に、脳は一日の疲れを癒し、記憶を整理整頓しています。睡眠不足が続くと、脳のゴミがたまってしまい、物忘れの原因になってしまうこともあるんです。

夜中に目が覚めてしまうという方も多いかもしれませんが、朝は太陽の光をたっぷり浴びて、日中は適度に体を動かすようにすると、夜ぐっすり眠りやすくなりますよ。

高齢の母と一緒に始めた脳活で起きた変化

数年前、80代になる私の母が急に物忘れが多くなり、火の消し忘れなどがあって家族でとても心配した時期がありました。母自身も自信をなくしてしまい、一日中テレビの前でボーッと座って過ごすことが増えてしまったんです。

「このままではいけない」と思い、私は母と一緒に「毎日の小さな習慣」を変えることにしました。最初は面倒くさがっていた母も、「一緒にお散歩に行こうよ」「このお花、なんていう名前だったかな?」と声をかけながら歩くうちに、少しずつ表情が明るくなっていきました。一緒にご飯を作って「美味しいね」と笑い合い、夜は早めに休む。

それを半年ほど続けた頃でしょうか。母から「今日、散歩の途中で珍しい鳥を見たのよ」と、自分からとても嬉しそうに話しかけてくれるようになったんです。お顔はパッと明るくなり、以前のような不安げな表情はすっかりなくなっていました。

その時、私は「何歳になっても、脳も心も元気にできるんだ」と心から実感しました。誰かと関わり、日々の小さな楽しみを見つけることが、何よりのお薬なのだと知ったんです。

最後に

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。

「自分一人でなんとかしなきゃ」「誰にも迷惑をかけられない」と、どうか肩の力を入れすぎないでくださいね。年を重ねて、少し忘れっぽくなるのは誰にでもやってくる自然なことです。決してあなただけではありません。

だからこそ、ご自身の体を優しくいたわりながら、今日ご紹介したような小さな習慣を、楽しみながら無理なく始めてみてください。

「今日はいいお天気だから、少しだけ外の空気を吸ってみようかな」「お昼ご飯は、美味しいお豆腐を食べようかな」。そんなささやかなことで十分です。

あなたの毎日に、笑顔とホッとする時間が一つでも増えますように。いつも応援しています。

この記事を書いた人(シニアライフの案内人)
悠々(ゆうゆう)

老後の不安、一人で抱えていませんか?お金・健康・孤独など、ご高齢者の方特有のモヤモヤを解消するヒントを発信中!難しい専門用語は使いません。頼れる仲間と一緒に、不安を「安心」と「楽しみ」に変えて、笑顔で過ごせるシニアライフを始めましょう。

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